2019/09/15(日) KORG Pa900
こんな動画を見つけましたよ。
あーこれは修理技術者が動作確認で使う隠しモードですね(・∀・)
一般ユーザーが知ったところでどんなメリットがあるか分りませんが
とりあえず載せておきますw
さて。
3連休×2の1週目、通常の更新は明日にします(_o_)
今日は小ネタをお届けします。
KORGのPaシリーズに興味を持って公式サイトを眺めたり
取説のpdfを読んでみた人は少なからずいると思います。
(私も買う前に見ました)
でもPaの機能で分りくいのが、複数あるモード。
それぞれのモードにどんな違いがあるのか、全体として何が出来るのか
所有したことのない人には把握しづらいのではと思います。
そこで今回は、各モードを説明します。

アレンジャーキーボードの本領発揮とでもいうべきモード。
鍵盤を任意のポイントでロウワー(左手側)/アッパー(右手側)に2分割し、
左手はコードをベタ弾きします。すると選んだスタイルの伴奏がそのコードで鳴ります。
右手はメロディーを普通に弾きます。
一般にアレンジャーキーボードのリアルタイム演奏とはこのモードでの演奏を指します。
左手側にはメモリー機能があるので
コードが変わるタイミングで一瞬だけ押さえればOKです。
なので左手が空いている隙にベンダー/モジュレーションは操作できます。
鍵盤上のどこに分割ポイントを置くかは自由に変えられます。
Pa900は61鍵ですが、MIDIが認識できる128鍵のどこにでも設定可能。
また、鍵盤のどの範囲からコードを認識させるかは
左手側/右手側/全域が選べます。
氏家さんぐらい上手い人なら、この動画の冒頭のシーンのように
コード認識エリアを(分割ポイントとは関係なく)全域に設定して
普通にピアノを弾く奏法で両手のボイシングからコードを拾わせる事も可能です。

購入前に取説を読んで一番分りにくいというか、
Style Playモードとの違いを把握しにくいのがこれです。
ひとことで言えば「ソングを再生しながら手弾きするモード」です。
そのまんまですね(^^;)
Pa900には2基のMIDI/mp3プレーヤーが備わっており、
スタンダードMIDIファイルで内蔵音源を鳴らすことができます。
2基のプレーヤーは同時スタートが可能で、かつテンポの違う曲でもOK。
これを鳴らしながら、左手側1音色・右手側3音色(レイヤー)での手弾きが可能です。
このモードでは「スタイル」の自動伴奏は鳴りません。
なので"カラオケ"を鳴らしながらメロディーをリアルタイムで弾く使い方ですね。
プレーヤーが2基あるメリットは同時再生だけでなく
片方を再生中に次の曲をロードできることです。
このへんはバーのBGMなどのライブ演奏で欲しくなる機能ですね。
ちなみにmp3ファイルの再生中は内蔵mp3レコーダーが動作しないようになってます。
著作権とかいろいろあるのでしょう。

私が最もよく使うモード。
コードシーケンスのステップ入力・リアルタイム入力はこのモードで行います。
また手弾きパートのシーケンサーへの録音もこのモードです。
コードシーケンスと手弾きパートの同時録音はできないので
まずコードシーケンスを入力し、それを再生しながら手弾きパートを重ね録りします。
コードシーケンスのステップ入力は、まず曲の頭でスタイルとテンポを設定し
あとは曲の展開に沿ってCm7とかD9とかコードネームを入力する流れです。
コード譜を見て構成音が分る人は、鍵盤からの指定が圧倒的に早いです。
ちなみに手弾きパートのステップ入力も一応可能ですが
表示が分りにくい上にバグが潜在しているので期待しないほうがいいです。
このモードでは内蔵mp3レコーダーは動作しないので
ここで作り込んだ曲をオーディオデータとして録るのは
前述のSong Playモードで行います。
以上3つのモードの他、SoundモードとGlobalモードがあります。
前者は普通のシンセにおけるシングルモードで、単音色の確認やエディット用。
サンプリングもこのモードで行います。
またGlobalモードは環境設定メニューがいろいろ入ってるモードで、
演奏モードの1つというよりそれらのメニューの総称です。
◇ ◇ ◇
というわけで例によって例のごとく
実際に操作している場面は何ひとつ載せないまま機能を説明してみましたw
説明はPa900を基準にしましたが、Pa1000/700/600/300、microArrangerも
概念はほぼ同じです。
質問があればいつでも答えます(・∀・)
P.S. 拍手ありがとうございました。励みになります(^^)
あーこれは修理技術者が動作確認で使う隠しモードですね(・∀・)
一般ユーザーが知ったところでどんなメリットがあるか分りませんが
とりあえず載せておきますw
さて。
3連休×2の1週目、通常の更新は明日にします(_o_)
今日は小ネタをお届けします。
KORGのPaシリーズに興味を持って公式サイトを眺めたり
取説のpdfを読んでみた人は少なからずいると思います。
(私も買う前に見ました)
でもPaの機能で分りくいのが、複数あるモード。
それぞれのモードにどんな違いがあるのか、全体として何が出来るのか
所有したことのない人には把握しづらいのではと思います。
そこで今回は、各モードを説明します。
1. Style Playモード

アレンジャーキーボードの本領発揮とでもいうべきモード。
鍵盤を任意のポイントでロウワー(左手側)/アッパー(右手側)に2分割し、
左手はコードをベタ弾きします。すると選んだスタイルの伴奏がそのコードで鳴ります。
右手はメロディーを普通に弾きます。
一般にアレンジャーキーボードのリアルタイム演奏とはこのモードでの演奏を指します。
左手側にはメモリー機能があるので
コードが変わるタイミングで一瞬だけ押さえればOKです。
なので左手が空いている隙にベンダー/モジュレーションは操作できます。
鍵盤上のどこに分割ポイントを置くかは自由に変えられます。
Pa900は61鍵ですが、MIDIが認識できる128鍵のどこにでも設定可能。
また、鍵盤のどの範囲からコードを認識させるかは
左手側/右手側/全域が選べます。
氏家さんぐらい上手い人なら、この動画の冒頭のシーンのように
コード認識エリアを(分割ポイントとは関係なく)全域に設定して
普通にピアノを弾く奏法で両手のボイシングからコードを拾わせる事も可能です。
2. Song Playモード

購入前に取説を読んで一番分りにくいというか、
Style Playモードとの違いを把握しにくいのがこれです。
ひとことで言えば「ソングを再生しながら手弾きするモード」です。
そのまんまですね(^^;)
Pa900には2基のMIDI/mp3プレーヤーが備わっており、
スタンダードMIDIファイルで内蔵音源を鳴らすことができます。
2基のプレーヤーは同時スタートが可能で、かつテンポの違う曲でもOK。
これを鳴らしながら、左手側1音色・右手側3音色(レイヤー)での手弾きが可能です。
このモードでは「スタイル」の自動伴奏は鳴りません。
なので"カラオケ"を鳴らしながらメロディーをリアルタイムで弾く使い方ですね。
プレーヤーが2基あるメリットは同時再生だけでなく
片方を再生中に次の曲をロードできることです。
このへんはバーのBGMなどのライブ演奏で欲しくなる機能ですね。
ちなみにmp3ファイルの再生中は内蔵mp3レコーダーが動作しないようになってます。
著作権とかいろいろあるのでしょう。
3. Sequencerモード

私が最もよく使うモード。
コードシーケンスのステップ入力・リアルタイム入力はこのモードで行います。
また手弾きパートのシーケンサーへの録音もこのモードです。
コードシーケンスと手弾きパートの同時録音はできないので
まずコードシーケンスを入力し、それを再生しながら手弾きパートを重ね録りします。
コードシーケンスのステップ入力は、まず曲の頭でスタイルとテンポを設定し
あとは曲の展開に沿ってCm7とかD9とかコードネームを入力する流れです。
コード譜を見て構成音が分る人は、鍵盤からの指定が圧倒的に早いです。
ちなみに手弾きパートのステップ入力も一応可能ですが
表示が分りにくい上にバグが潜在しているので期待しないほうがいいです。
このモードでは内蔵mp3レコーダーは動作しないので
ここで作り込んだ曲をオーディオデータとして録るのは
前述のSong Playモードで行います。
4. その他のモード
以上3つのモードの他、SoundモードとGlobalモードがあります。
前者は普通のシンセにおけるシングルモードで、単音色の確認やエディット用。
サンプリングもこのモードで行います。
またGlobalモードは環境設定メニューがいろいろ入ってるモードで、
演奏モードの1つというよりそれらのメニューの総称です。
◇ ◇ ◇
というわけで例によって例のごとく
実際に操作している場面は何ひとつ載せないまま機能を説明してみましたw
説明はPa900を基準にしましたが、Pa1000/700/600/300、microArrangerも
概念はほぼ同じです。
質問があればいつでも答えます(・∀・)
P.S. 拍手ありがとうございました。励みになります(^^)
2019/05/04(土) CASIO PX-350M

(写真と本文は関係ありません)
令和元年も残すところあと241日。
というボケはおいといて。
定期更新日の明日は終日外出になったので、1日前倒しの更新です。
10連休の8日目、いかがお過ごしでしょうか。
私はこの連休に突入する直前、こんなものを買ってしまいました。

はい、電子ピアノでございます。
カシオのPrivia PX-350Mという機種です。
定価88,000円(税抜)、実売価格は5万ちょいというエントリークラス。
一応現行品ながら「在庫僅少」という位置付けで
展示品限り31,600円(同)で出てたのをゲットしました。
(箱なし。プチプチにくるんでもらって抱えて帰ったw)
なぜこんなものを買ったかというと、弾けるようになりたいからです(^^;)
Pa900のバッキングに合わせて手弾きするのが楽しくなってきたら
ピアノ音色をシンセ鍵盤で弾くことに少しずつ違和感をおぼえるようになってきました。
「ピアノ鍵盤で弾いたら、もっと違う表現ができるんじゃね?」という
素人にありがちな「機材のせいにする」衝動がふつふつとw
あ、音色そのものはPa900のプリセットで満足してますよ。
電源を入れた直後に選択される「Grand Piano」などは
手によく馴染むいい音色です。エフェクトの乗りもいいし。
どの曲もついこの音色で弾きたくなるぐらいです。
そんなわけで「鍵盤だけあればいいや」と考えた私、
最初はフルウェイト88鍵のMIDIコントローラーを買う気でいました。
しかしそういう機種はプロ用?で高くなってしまうのと
田舎では試奏する機会がないので予選落ち。
シンセ鍵盤はカタログ買いする私ですが、ピアノ鍵盤はさすがに(^^;)
機種ごとに全然違いますからね。
なので実機展示のある機種から選びました。

PX-350Mのトップビュー。エントリーモデルなのでボディはプラスチックです。
88鍵って家で見るとでかいですねー。
「グランドピアノはこの幅にあの奥行きが加わるのか」と戦慄しましたw
日本のキーボード三大メーカーといえば、ヤマハにコルグにローランド。
すべて試奏しましたが、エントリークラスで満足できるものはありませんでした。
ヤマハの25万円ぐらいする高級モデルは
音を出した瞬間に「これはピアノだ」と思いました。
でも安い機種はあからさまに違う(^^;)
心情的にはコルグを応援したかったですが、タッチが好みではなかった orz
いろいろ試奏した結果、10万円を切るぐらいのクラスなら
三大メーカーよりむしろカワイ、カシオあたりが狙い目かもと思いました。
特にカワイのこれは良かったです(・∀・)

カワイ CN-27。
エントリークラスは丼物でいうと具だけですが
10万円出すとご飯の上に乗ってこういうルックスになります。
ともあれ、ハンマーアクションの仕組みとか細かい事はよく分かりませんが
「いつまでも弾いていたい鍵盤」を選べばいいんじゃないかと。
ピアノ経験のない私はどこまでも同じ抵抗で「もそっ」と沈んでいく鍵盤より
押し始めが一番重く、そこから先はすっと入っていく鍵盤のほうが弾きやすかったです。
今回買ったカシオはそういうタイプ。
「鍵盤さえあれば」で選んでいたはずが、結局買ったのは自動伴奏付きモデルw
このへんはアレンジャーキーボード好きの性ですねー。
基本的にはPa900とつなげて使う予定ですが、平日の夜などちょこっと弾きたい時に
単体でもアンサンブルが楽しめたらいいな、と思ったので。

Pa900と並べてみた図。
どちらも水平の台に置いてますが、Pa900のくさび形の傾斜が目立ちますね。
Pa900との連携を実現するためにMIDI端子がある事も重要なポイントでした。
USBならたいていの機種に装備されていますが
USB-MIDIで接続できる相手はあくまでもPC (or スマホ等)です。

USBはこういうコネクター形状ですね。
type AはPC本体、type Bは周辺機器に挿します。
キーボードに両方の端子が備わっていても
そのうち演奏情報をやりとりできるのはtype Bだけです。
type Bを1台のキーボードに接続すると、もう1台はtype Aで受けることになります。
でもその端子はUSBメモリーなどを挿すためであって、演奏情報は送受できません。
つまり「キーボード+PC」ではなく「キーボード2台」を接続する場合は
USBではだめで、MIDI端子が双方に必要です。

USBとMIDIを変換するインターフェイスは売ってますが
USB側はtype Aで、あくまでもPCに挿すコネクターです。
このあたり、2台を連携させようという人には地味に落とし穴かも。
ところで、今回は純正スタンドを一緒に買いました。
メーカー純正品を買ったのはたぶん初めて(・∀・)

カシオ CS-53P
このスタンド、定価4,500円と純正品にしては安いのが特徴です。
88鍵を支えられるスタンドって無名の中華製でもそれぐらいするので
いっそ純正品を買ったほうがお買い得。ネジで固定できるし。
昨今は中華製でもまったく不満なく使えますが、やっぱり塗装の質が違います。
もちろん強く弾いても揺れることなく非常に安定してますよ。
レビューには「組み立て方が分かりにくい」という意見が多いですが
組み立て方自体は簡単。組立家具を作れる人なら誰でもできます。
コツがいるのは本体を載せて固定する場面です。
滑りやすい本体を狭いスタンドに載せた時、落下事故を起こしそうだし
下から覗き込んでネジ穴を探すのはやりにくいです。作業は慎重に。
ちなみに純正スタンドにはもうひとつ
より「ピアノらしく」見える高価なスタンドもありますが…

カシオ CS-67PBK
これに3本ペダルユニットを付けるとスタンドだけで2万円コースw
本体が5万円クラスなのにそれはどうかと思ってしまうわけです(^^;)
それならもう少し奮発して10万円クラスの機種を買ったほうが
スタンドもペダルも最初から付いてるし、見た目もピアノぽくて
トータルの満足度は高いと思いますよ。(鍵盤も1ランク上かも)

エレクトーンの椅子(座面高さ55cm)に載せたPa900と並べると
鍵盤の高さはこんなに違います。
純正スタンドに載せたPX-350Mは白鍵の天面まで74cm。立奏でもいける高さですw
鍵盤は低いのが好みですが、本物のピアノはこの高さだし
椅子を高くすれば問題ないと解りました。
(いつもはダンパーのガスが抜けた低い椅子に座ってる ^^;)
ちなみにエレクトーンの椅子にPX-350Mを載せたら、意外に安定していて驚きました。
下手なスタンドよりよっぽど安定してます。
ぶつかったら落ちそうなのでおすすめしませんが。
さて、実際に弾いてみた印象はどうなのか?
(「続きを読む >>」をクリックするとジャンプします)
P.S. 拍手ありがとうございました。励みになります(^^)
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2018/07/01(日) KORG Pa900
今回は誰も知らない曲を歌ってみました(・∀・)
おっさんが歌ってます
EPOの36年前のナンバーです。
原曲がYouTubeで見つからないぐらいマイナーな曲でございます。
というか私も音源を持ってませんでした(^^;) そのうちアップします。
EPOの古い曲が唐突に登場する時はたいてい姉リクエストです。
昨年末帰省した時に拝領したリクエストがあと15曲ぐらい溜まっていて、
歌を録るだけのもの・何となく出来上がっているもの・スタイル選定中など
いろんな状態の曲を並行してやってます(^^;)
今年中に消化できるのか、これ。
今回のアレンジは、ネットから拾った「Living Joy」というスタイルを使ってます。
いわゆるM1ピアノがガンガン鳴るダンスミュージックのスタイル。
野良スタイルにありがちな「ノリはいいけど音ペラッペラ」なサウンドだったので
別のハウス系スタイルのバッキングを重ねてます。
総勢12パートから成る自動伴奏をGarageBandのコンプレッサーでベタベタに潰してます。
それにしても、EPOの曲ってコードが凝りすぎというか難しいですね(^^;)
この曲もA♭7♭10 ♭13とかA♭7♭13が出てきたり、
Em9sus4なんていう、頭の中で音がすぐに鳴らないコードもあったり。
ではPa900はどんなコードを認識できるのか?
取説の巻末には「重要なコード」しか載ってないので
実機のプルダウンメニューから拾ってみました。(ルートをCとした表記)
えー、書き始めてから後悔しました(^^;)
まさか119種類もあったなんて。
この先一生弾くことのないコードもたくさん含まれていると思います。
今回の曲に出てくる○♭7♭10 ♭13がありませんが
そういう場合は○add♯9に♭13らしき音を手弾きでこっそり足せばおkです。
ちなみに私はコードシーケンスを鍵盤からステップ入力する時
左手でルート、右手で他の構成音を押さえることが多いんですが、
Dm7onGを入力するのに左手でソ、右手でレファドを押さえると
Dm7onGではなくG9susが入力されてしまうのがいまいち不便だと思ってます。
レファドだけ押さえてルートをD→Gに修正した方が早いかも。
鍵盤からのコード入力は構成音を覚えるのに役立ちます。
よろしければみなさんもどうぞ。
P.S. 拍手ありがとうございました。励みになります(^^)
おっさんが歌ってます
EPOの36年前のナンバーです。
原曲がYouTubeで見つからないぐらいマイナーな曲でございます。
というか私も音源を持ってませんでした(^^;) そのうちアップします。
EPOの古い曲が唐突に登場する時はたいてい姉リクエストです。
昨年末帰省した時に拝領したリクエストがあと15曲ぐらい溜まっていて、
歌を録るだけのもの・何となく出来上がっているもの・スタイル選定中など
いろんな状態の曲を並行してやってます(^^;)
今年中に消化できるのか、これ。
今回のアレンジは、ネットから拾った「Living Joy」というスタイルを使ってます。
いわゆるM1ピアノがガンガン鳴るダンスミュージックのスタイル。
野良スタイルにありがちな「ノリはいいけど音ペラッペラ」なサウンドだったので
別のハウス系スタイルのバッキングを重ねてます。
総勢12パートから成る自動伴奏をGarageBandのコンプレッサーでベタベタに潰してます。
それにしても、EPOの曲ってコードが凝りすぎというか難しいですね(^^;)
この曲もA♭7♭10 ♭13とかA♭7♭13が出てきたり、
Em9sus4なんていう、頭の中で音がすぐに鳴らないコードもあったり。
ではPa900はどんなコードを認識できるのか?
取説の巻末には「重要なコード」しか載ってないので
実機のプルダウンメニューから拾ってみました。(ルートをCとした表記)
C Cm6(add11) C9(♭5) C(add9) Cm6/9(add11) C7(♭5♭9) C(add♯9) Cm7 C7(♭5♯9) C(add♭9) Cm9 C13(♭5) C(add♯9/11) Cm7(add11) C13(♭5/♭9) C(add♭9/♯11) Cm11 C13(♭5/♯9) C(add9/♯11) Cm7(add13) C7sus C(add♯9/♯11) Cm9(add13) C9sus C(add11) Cm13 C7sus(♭9) Cadd♯11 Cm7(add11/13) Cdim C6 Cm7(♭5) Cdim(add9) C6/9 Cm9(♭5) Cdim(add♭9) C6/9(♯11) Cm11(♭5) Cdim7 C6(♯11) Cm13(♭5) Cdim(M7) CM7 Cm9(♭5/13) Cdim(M7/9) CM9 Cm7(♭5/11/13) Cdim(M7/9/11) CM9(♯11) Cm7(♭5/13) Cdim(M7/11) CM7(♯11) Cm(M7) C♯5 CM13 Cm9(M7) C♯5(add9) CM13(♯11) CmM7(add13) C♯5(add♯9) CM7(♭5) Cm6/9(M7) C7(♯5) CM9(♭5) C7 C7(♯5/♯11) CM13(♭5) C9 C9(♯5) Csus C9(♯11) C7(♯5/♯9) Csus(add9) C7(♯9♯11) C7(♯5/♯♭9) Csus(add♭9) C7(♯11) C7alt(♭9) Csus2 C13 C7alt(♯9) CM7sus C13(♯9) C9(♯5/♯11) CM9sus C7(♭9) CM7(♯5) CM7sus(♯9) C7(♭9/♯11) CM9(♯5) CM7sus(♭9) C7(♯9) CM7(♯5/♭9) CM7sus(add13) C13(♯11) CM7(♯5/♯9) CM13sus C7(♯11/13) CM7(♯5/♯11) CM13sus(add9) C13(♯9/♯11) CM9(♯11) Cm C13(♭9/♯11) CM7alt(♯9) Cm(add9) C13(♭9) CM7alt(♭9) Cm(add9/11) C7(add13) C(1+5) Cm(add11) C7(add13) C(1+8) Cm6 C7(♭5) C♭5 Cm6/9 C7(♭5/13)
えー、書き始めてから後悔しました(^^;)
まさか119種類もあったなんて。
この先一生弾くことのないコードもたくさん含まれていると思います。
今回の曲に出てくる○♭7♭10 ♭13がありませんが
そういう場合は○add♯9に♭13らしき音を手弾きでこっそり足せばおkです。
ちなみに私はコードシーケンスを鍵盤からステップ入力する時
左手でルート、右手で他の構成音を押さえることが多いんですが、
Dm7onGを入力するのに左手でソ、右手でレファドを押さえると
Dm7onGではなくG9susが入力されてしまうのがいまいち不便だと思ってます。
レファドだけ押さえてルートをD→Gに修正した方が早いかも。
鍵盤からのコード入力は構成音を覚えるのに役立ちます。
よろしければみなさんもどうぞ。
P.S. 拍手ありがとうございました。励みになります(^^)
2017/12/03(日) KORG Pa900
今さら感ありますが、こんな動画を見つけましたよ。
よく思いつきますねw
こういうひらめきは音楽の楽しみのひとつだと思います。
かくいう私もネタをひとつ温めていたりします。
永遠のお姉さん、今井美樹さんでございます。声が若いwww
「この曲にあの曲がぴったりはまるな」と気がつきました。
2曲まぜまぜのアレンジ、そのうち登場するかもです。
思いついたらパッと作れるのがアレンジャーキーボードの醍醐味ですよ。
制作過程をすっ飛ばして完成した姿を早く聞きたいと思う
わがままな素人(私です)にはぴったりの楽器です(・∀・)
さて。
ここしばらく私の毒電波ボーカルネタが続いたので
今回はそれを解毒すべく、別の話題でいきます。

ヤマハ QY22
ずいぶん古い楽器ですがご存じでしょうか。
VHSカセットサイズに音源+シーケンサーを詰め込んだポータブルギアでございます。
単3電池で動くのでアウトドアでの音楽制作にうってつけ。
出張のお供としてずいぶん活躍しました。
とはいえ、私が手に入れたのは生産中止からずいぶん経ってからで、
ハードオフのジャンクコーナーから発掘しました。
本体に直接「¥315」という値札がべったり貼られたスペシャル仕様でした。
QYシリーズは世代&スペックの異なる機種がいくつかありまして、
そのほとんどに共通する特長は「いろんなジャンルの伴奏パターンが内蔵されていて
コード進行を入力すればバッキングが簡単に作れる」ことでした。
…どこかで聞いたような話ですがw

初代(QY10)と最終モデル(QY700)。外観からしてずいぶん進化してますね。
右のQY700を「最終」と書いた通り、このシリーズは絶版になりました。
こよなく愛する人はまだまだいるようですが、たぶんもう出ないでしょう(´・ω・`)
じゃ、Pa900(およびその後継機)はQYユーザーにとって「使える」のか?
というのが今日のお題でございます。
前置きが長くなったので結論を先に書きますが
◆プリセットパターンを組み合わせてシーケンスを作れるか?
→ Yes
◆パターンは自分でも作れるか?
→ Yes (但し、機能を理解するまで時間は掛かりそう)
◆パターンを使わず、16トラックのプレーンなシーケンサーとして使えるか?
→ Yes
◆シーケンスの編集機能はあるか?
→ Yes (1音ずつの細かいエディットや、エディット中の「試聴」も可能)
◆グルーヴクォンタイズ機能はあるか?
→ それに近いことは可能
本体サイズと重量に目をつぶれば、乗り換え先として最高だと思います。
今ならもれなく21世紀の音源とCPU処理能力が付いてきますw
鍵盤とスピーカーが付いてタッチパネル液晶ですし。
あとPaシリーズのいいところは、制作途中で「おっ、こんなアレンジもいいな」とか
「ここにこんなフレーズを入れたら引き立つな」なんていうアイディアが
どんどん湧いてくる事です。私のようにアレンジの「ア」も知らない素人でも。
前回の作品は、実はそんなノリから生まれました。
「今日の記事は何にしようかな?」と記事を書く当日の朝にPa900の電源を入れ、
スタイルプレイモード(左手のコード弾きでバッキングを鳴らしリアルタイムで弾くモード)で
いろんなパターンを鳴らしながら適当に弾いていたら
「このパターン、あの曲に使えるんじゃね?」と思いつきました。
電源を入れるまで、その曲をやろうなんて思ってなかったのに…というのが面白いなと思いました。
QYのユーザーの多くは音楽歴の長い方だと思いますので、
きっと過去に作ったライブラリーをたくさんお持ちでしょう。
それをSMFで読み込ませて「21世紀の音源」で鳴らすのはエキサイティングですし、
特定のパートをミュートしてPaのバッキングに差し替える(しかも全く別のアレンジで)
なんていうお手軽プレイだけでも、1年は遊べると思いますよ。
コルグから1円も貰ってないのにこんなステマに精を出すのは
ひとえに日本国内のユーザーがあまりにも少ないからです(^^;)
クラブのDJブースでアナログシンセのツマミをグリグリ回す人には無縁の楽器だと思いますが、
QY持ちが次に手にする楽器としてこれほど適した機種はないと思う次第です。
というわけでタイトルのPPAPもといQYPAは、そんな思いから付けました。
QYユーザーからの質問なんでも受け付けます。お待ちしております(・∀・)
よく思いつきますねw
こういうひらめきは音楽の楽しみのひとつだと思います。
かくいう私もネタをひとつ温めていたりします。
永遠のお姉さん、今井美樹さんでございます。声が若いwww
「この曲にあの曲がぴったりはまるな」と気がつきました。
2曲まぜまぜのアレンジ、そのうち登場するかもです。
思いついたらパッと作れるのがアレンジャーキーボードの醍醐味ですよ。
制作過程をすっ飛ばして完成した姿を早く聞きたいと思う
わがままな素人(私です)にはぴったりの楽器です(・∀・)
さて。
ここしばらく私の毒電波ボーカルネタが続いたので
今回はそれを解毒すべく、別の話題でいきます。

ヤマハ QY22
ずいぶん古い楽器ですがご存じでしょうか。
VHSカセットサイズに音源+シーケンサーを詰め込んだポータブルギアでございます。
単3電池で動くのでアウトドアでの音楽制作にうってつけ。
出張のお供としてずいぶん活躍しました。
とはいえ、私が手に入れたのは生産中止からずいぶん経ってからで、
ハードオフのジャンクコーナーから発掘しました。
本体に直接「¥315」という値札がべったり貼られたスペシャル仕様でした。
QYシリーズは世代&スペックの異なる機種がいくつかありまして、
そのほとんどに共通する特長は「いろんなジャンルの伴奏パターンが内蔵されていて
コード進行を入力すればバッキングが簡単に作れる」ことでした。
…どこかで聞いたような話ですがw


初代(QY10)と最終モデル(QY700)。外観からしてずいぶん進化してますね。
右のQY700を「最終」と書いた通り、このシリーズは絶版になりました。
こよなく愛する人はまだまだいるようですが、たぶんもう出ないでしょう(´・ω・`)
じゃ、Pa900(およびその後継機)はQYユーザーにとって「使える」のか?
というのが今日のお題でございます。
前置きが長くなったので結論を先に書きますが
Pa900は、機動性以外はQYの上位互換である。断言します(・∀・)
◆プリセットパターンを組み合わせてシーケンスを作れるか?
→ Yes
◆パターンは自分でも作れるか?
→ Yes (但し、機能を理解するまで時間は掛かりそう)
◆パターンを使わず、16トラックのプレーンなシーケンサーとして使えるか?
→ Yes
◆シーケンスの編集機能はあるか?
→ Yes (1音ずつの細かいエディットや、エディット中の「試聴」も可能)
◆グルーヴクォンタイズ機能はあるか?
→ それに近いことは可能
本体サイズと重量に目をつぶれば、乗り換え先として最高だと思います。
今ならもれなく21世紀の音源とCPU処理能力が付いてきますw
鍵盤とスピーカーが付いてタッチパネル液晶ですし。
あとPaシリーズのいいところは、制作途中で「おっ、こんなアレンジもいいな」とか
「ここにこんなフレーズを入れたら引き立つな」なんていうアイディアが
どんどん湧いてくる事です。私のようにアレンジの「ア」も知らない素人でも。
前回の作品は、実はそんなノリから生まれました。
「今日の記事は何にしようかな?」と記事を書く当日の朝にPa900の電源を入れ、
スタイルプレイモード(左手のコード弾きでバッキングを鳴らしリアルタイムで弾くモード)で
いろんなパターンを鳴らしながら適当に弾いていたら
「このパターン、あの曲に使えるんじゃね?」と思いつきました。
電源を入れるまで、その曲をやろうなんて思ってなかったのに…というのが面白いなと思いました。
QYのユーザーの多くは音楽歴の長い方だと思いますので、
きっと過去に作ったライブラリーをたくさんお持ちでしょう。
それをSMFで読み込ませて「21世紀の音源」で鳴らすのはエキサイティングですし、
特定のパートをミュートしてPaのバッキングに差し替える(しかも全く別のアレンジで)
なんていうお手軽プレイだけでも、1年は遊べると思いますよ。
コルグから1円も貰ってないのにこんなステマに精を出すのは
ひとえに日本国内のユーザーがあまりにも少ないからです(^^;)
クラブのDJブースでアナログシンセのツマミをグリグリ回す人には無縁の楽器だと思いますが、
QY持ちが次に手にする楽器としてこれほど適した機種はないと思う次第です。
というわけでタイトルのPPAPもといQYPAは、そんな思いから付けました。
QYユーザーからの質問なんでも受け付けます。お待ちしております(・∀・)
2017/11/26(日) KORG Pa900
エレクトーンの椅子は
座奏用キーボードスタンドにぴったりであることを発見w

妻の嫁入り道具でございます。
本体はとうに廃棄してしまいましたが、椅子は踏み台とか
ベッドサイドテーブル代わりに重宝していたので、ずっと使ってました。
連弾も想定した椅子は幅広で、61鍵のキーボードにちょうどいいサイズです。
耐荷重はもちろんOKですし、座面のクッションはキーボードをベタ置きしても底面を傷めません。
さて。
本来のキーボードスタンドはまだ引越し荷物のどこかに埋もれてますが、
オーディオI/Fをようやく発掘したので、またヘタクソカラオケしてみました(・∀・)

こんなの使ってます。
家が無駄に広くなったら、今月まだ足を踏み入れていない部屋が普通にあります。
(妻がどこに居るか分らない時は携帯で呼ぶレベル)
その部屋の1つから見つけました。
こんな風に書くとまるでビバリーヒルズの大邸宅のようですが
実態は誰もが「いらねぇよそんな家」と思うであろう古家です。
話がそれました。
今回の曲はこちらです。
原曲
来年還暦を迎えるわが家よりは新しいものの、35年前の曲でございますw
こんな古い曲ばかり弾いてるから熟女ホイホイになるんだなと。

私がYouTubeにアップした動画の視聴者層 (女性のみ抽出)
で、今回Pa900で作ったのがこちら(・∀・)
おっさんが歌ってます
パーティーシーズンなのでそれらしくしてみました。
どちらかというと「パーティーが終わった後のちょっと寂しい感じ」をイメージして。
伴奏スタイルは「Latin Lounge」。
Pa900内蔵ではなく、ネットのどこかから拾ってきたスタイルです。
PaシリーズやmicroArrangerをお持ちの方はネットで探すと
使えるスタイルがたくさん手に入りますよ!(・∀・)
イントロはプリセットのIntro 2(4小節)を2回繰り返し。
1回目は一部のパートをミュートし、2回目はフルパート+
Variation 1からベースパートを「移植」してメリハリをつけてます。
間奏とエンディングはプリセットそのままです。(コード進行やリードも)
所要時間はバックトラックの制作に2時間、ボーカル録りに2時間。
その後Pa900内蔵のボーカルプロセッサーを使って
録音済みのボーカルにハーモニーを付加してみました。後半のサビに登場します。

ハーモニーの設定画面 (取説より)
この機能を使うと、最大3ボイスのハーモニーを付加できます。(V1〜V3)
それぞれのボイスに図中のパラメーターが設定できます。
Genderは性別というか声色で、ソプラノ〜バスまで自分の声を変幻させる事が可能です。
複数のボイスを使えばAKBのバックコーラスのような男女混声も可能ですよ。
レンジが広くて女声〜男声というよりは
「ピャー」としゃべる宇宙人から「グヮオー」と吼える恐竜にまで変化しますw
Voicingはどの音域でハモるかの設定です。3度下とか5度上とか。
ところで、ハーモニーを後から加えようとすると、結線はこうなります。

あらかじめ録ったボーカルパートをDAWから入力し、Pa900でハーモニーを発生させます。
ハーモニーの音程の手がかりとなるのはDAWに同期して走るシーケンサーのMIDIパートです。
そこから音程を拾ってコードを判断してくれます。
Pa900からは楽器音が出ないよう、楽器パートのボリュームを絞る必要があります。
すると、この結線中は「楽器パート+ボーカル+ハーモニー」という
完成形でのミックスを聞くことができません(´・ω・`)
録音済みの楽器パートをDAWから出力すると、ボーカルとともにPa900に流れてしまうので。
仕方ないので、DAWでは楽器パートのパンをL側に、ボーカルをR側に振って
RchだけPa900に入力していますが、ヘッドホンでモニターすると
「楽器パートは左、ボーカルは右」という初期ビートルズみたいなすさまじいミックスになり、
とてもハーモニーのパラメーターを調整できる状態ではありません(´・ω・`)
ボーカルとハーモニーを一発録りすれば結線はもう少しシンプルになりますが、
歌いながらだと体内からも自分の声が聞こえるので客観的なミックスができないんですね。
そんなわけで、ボーカルプロセッサーの使いこなしはまだまだです。
今回のはどう聴いても「機械の声」になってしまったので
コーラスエフェクトで飛ばしてヴォコーダーみたいにしました(^^;)
自然なハーモニーを得ようとするには、元となるボーカルの音程が安定している事が必須です(^^;)
私のようにふらふら揺れたり音程を外すと、プロセッサー君はあらぬ音程で絶唱しますw
ちなみに今回初めて、ボーカルにピッチ補正を掛けました。

音痴の味方、ピッチ補正。
GarageBand付属の「AU Pitch」というプラグインを使いました。
今やポピュラーミュージックの大半に使われているピッチ補正。
音程の揺れや外したところをこっそり補正してくれます。
積極的に使うとPerfumeになりますw
ピッチ補正は禁断の麻薬だと思っていたので使用を控えていましたが
この期に及んで考え方をすこし変えました(^^;)
だってYouTubeに「歌ってみた」を上げている人の中で
私ほど下手な人はいないですから(^^;)
いくら自宅内で裸族だったとしても、出かける時は普通に服を着ますよね。
それと同じように、音程がある程度合っている事は、他人に聴いてもらうには最低限の礼儀かなと。
賛否両論あるかもしれませんが。
ボーカルプロセッサーについては今後も研究していきます。
Pa900にはまだ使ってない機能がたくさんあるんですよ。サンプリング機能とか。
自分で音ネタを録ることはないかもしれませんが、耳コピする時に速いフレーズを録って
1オクターブ下のキーを弾けば半分のテンポで鳴るので便利かなと思います。
長くなりましたが、今回はこのへんで。
P.S. 拍手ありがとうございました。励みになります(^^)
座奏用キーボードスタンドにぴったりであることを発見w

妻の嫁入り道具でございます。
本体はとうに廃棄してしまいましたが、椅子は踏み台とか
ベッドサイドテーブル代わりに重宝していたので、ずっと使ってました。
連弾も想定した椅子は幅広で、61鍵のキーボードにちょうどいいサイズです。
耐荷重はもちろんOKですし、座面のクッションはキーボードをベタ置きしても底面を傷めません。
さて。
本来のキーボードスタンドはまだ引越し荷物のどこかに埋もれてますが、
オーディオI/Fをようやく発掘したので、またヘタクソカラオケしてみました(・∀・)

こんなの使ってます。
家が無駄に広くなったら、今月まだ足を踏み入れていない部屋が普通にあります。
(妻がどこに居るか分らない時は携帯で呼ぶレベル)
その部屋の1つから見つけました。
こんな風に書くとまるでビバリーヒルズの大邸宅のようですが
実態は誰もが「いらねぇよそんな家」と思うであろう古家です。
話がそれました。
今回の曲はこちらです。
原曲
来年還暦を迎えるわが家よりは新しいものの、35年前の曲でございますw
こんな古い曲ばかり弾いてるから熟女ホイホイになるんだなと。

私がYouTubeにアップした動画の視聴者層 (女性のみ抽出)
で、今回Pa900で作ったのがこちら(・∀・)
おっさんが歌ってます
パーティーシーズンなのでそれらしくしてみました。
どちらかというと「パーティーが終わった後のちょっと寂しい感じ」をイメージして。
伴奏スタイルは「Latin Lounge」。
Pa900内蔵ではなく、ネットのどこかから拾ってきたスタイルです。
PaシリーズやmicroArrangerをお持ちの方はネットで探すと
使えるスタイルがたくさん手に入りますよ!(・∀・)
イントロはプリセットのIntro 2(4小節)を2回繰り返し。
1回目は一部のパートをミュートし、2回目はフルパート+
Variation 1からベースパートを「移植」してメリハリをつけてます。
間奏とエンディングはプリセットそのままです。(コード進行やリードも)
所要時間はバックトラックの制作に2時間、ボーカル録りに2時間。
その後Pa900内蔵のボーカルプロセッサーを使って
録音済みのボーカルにハーモニーを付加してみました。後半のサビに登場します。

ハーモニーの設定画面 (取説より)
この機能を使うと、最大3ボイスのハーモニーを付加できます。(V1〜V3)
それぞれのボイスに図中のパラメーターが設定できます。
Genderは性別というか声色で、ソプラノ〜バスまで自分の声を変幻させる事が可能です。
複数のボイスを使えばAKBのバックコーラスのような男女混声も可能ですよ。
レンジが広くて女声〜男声というよりは
「ピャー」としゃべる宇宙人から「グヮオー」と吼える恐竜にまで変化しますw
Voicingはどの音域でハモるかの設定です。3度下とか5度上とか。
ところで、ハーモニーを後から加えようとすると、結線はこうなります。

あらかじめ録ったボーカルパートをDAWから入力し、Pa900でハーモニーを発生させます。
ハーモニーの音程の手がかりとなるのはDAWに同期して走るシーケンサーのMIDIパートです。
そこから音程を拾ってコードを判断してくれます。
Pa900からは楽器音が出ないよう、楽器パートのボリュームを絞る必要があります。
すると、この結線中は「楽器パート+ボーカル+ハーモニー」という
完成形でのミックスを聞くことができません(´・ω・`)
録音済みの楽器パートをDAWから出力すると、ボーカルとともにPa900に流れてしまうので。
仕方ないので、DAWでは楽器パートのパンをL側に、ボーカルをR側に振って
RchだけPa900に入力していますが、ヘッドホンでモニターすると
「楽器パートは左、ボーカルは右」という初期ビートルズみたいなすさまじいミックスになり、
とてもハーモニーのパラメーターを調整できる状態ではありません(´・ω・`)
ボーカルとハーモニーを一発録りすれば結線はもう少しシンプルになりますが、
歌いながらだと体内からも自分の声が聞こえるので客観的なミックスができないんですね。
そんなわけで、ボーカルプロセッサーの使いこなしはまだまだです。
今回のはどう聴いても「機械の声」になってしまったので
コーラスエフェクトで飛ばしてヴォコーダーみたいにしました(^^;)
自然なハーモニーを得ようとするには、元となるボーカルの音程が安定している事が必須です(^^;)
私のようにふらふら揺れたり音程を外すと、プロセッサー君はあらぬ音程で絶唱しますw
ちなみに今回初めて、ボーカルにピッチ補正を掛けました。

GarageBand付属の「AU Pitch」というプラグインを使いました。
今やポピュラーミュージックの大半に使われているピッチ補正。
音程の揺れや外したところをこっそり補正してくれます。
積極的に使うとPerfumeになりますw
ピッチ補正は禁断の麻薬だと思っていたので使用を控えていましたが
この期に及んで考え方をすこし変えました(^^;)
だってYouTubeに「歌ってみた」を上げている人の中で
私ほど下手な人はいないですから(^^;)
いくら自宅内で裸族だったとしても、出かける時は普通に服を着ますよね。
それと同じように、音程がある程度合っている事は、他人に聴いてもらうには最低限の礼儀かなと。
賛否両論あるかもしれませんが。
ボーカルプロセッサーについては今後も研究していきます。
Pa900にはまだ使ってない機能がたくさんあるんですよ。サンプリング機能とか。
自分で音ネタを録ることはないかもしれませんが、耳コピする時に速いフレーズを録って
1オクターブ下のキーを弾けば半分のテンポで鳴るので便利かなと思います。
長くなりましたが、今回はこのへんで。
P.S. 拍手ありがとうございました。励みになります(^^)
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