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2016.5.29〜
組み合わせの妙。
2016/09/18(日) KORG Pa900
「毎週日曜更新」とうたいながら2週間のお休み、失礼しました。

さて今回は、伴奏よりメロディに着目してみたいと思います。

DTMから入った人にありがちな事ですが、
元々歌入りの曲をインストゥルメンタルで仕上げようとした時
どの音色でメロディを弾こうか?」と悩むことがあるんじゃないでしょうか。
バックの演奏は音色も含めてビシッと完コピしたのに、って(^^;)

伴奏がリッチになればなるほど、メロディ音色の選択は難しくなります。
1トラックをメロディに割り当てても、単音色じゃねぇ…って。

同じ音色を2トラックに割り当ててデチューンを掛けるのもいいんですが、
バックバンドの「人たくさんいるぞ」という雰囲気に対して
メロディ担当者の孤独感は拭えませんw
メロディにももう少し人数感が欲しくなります。

そんな時に有効なのが、異なる音色をミックスすること。
アコピ+エレピなどは定番ですが、使える組み合わせは他にもありますよ。

今回は私がよく使う組み合わせの一部を曲に乗せてご紹介します。

  

おなじみの曲ですね。ちょっと古いこの曲を選んだのは
姉に借りっぱなしのスコアが手元にあったからでもなければ
コード変化が少ないので早く作れるからでもなく、
(原曲は)ピアノ四つ打ちのベーシックなバラードだからです(^^;)
イントロとエンディングはPa900のプリセットをそのまま使ってますよ。

曲中のテロップでお分かりのように
メロディ音色はすべて2つ以上のレイヤーになっています。
単体で聴くと音色が大きく異なる楽器どうしを組み合わせてます。

ちなみにこの演奏は、あくまでも音色の組み合わせを次々に紹介するものであって
この曲にとってベストな音楽的表現がこれ、と考えてるわけではありません(^^;)

それぞれの組み合わせに、それぞれの印象がありますね。
それを感じ取っていただければ幸いです(^^;)
「あー、こういう雰囲気にしたい時にこの組み合わせは使えるな」とか。

今回のお話はPa900だけでなく、DTM全般で応用できると思います。
そのためにメロディ音色はGM互換音色で統一しました。
Pa900の性能をフルに発揮する音色は他のバンクにありまして
サックスのグロウル(しゃくり上げ)のような奏法が指一本でできたりします。
これはいずれ紹介します。

そうそう、組み合わせる音色の選び方ですが、

  20160918_1.png

周波数分布が異なるもの同士(上)か
立ち上がりの速さや持続時間が異なるもの同士(下)が相性が良いようです。
似たもの同士だと音が濁ったり、互いの音を打ち消し合って
何の楽器が鳴ってるのか聞き取れなくなったりします。

周波数分布という点では
鳴らしてみて「いまいちだなー」と思った組み合わせでも
片方を1オクターブ上げたり下げたりすると、すっきりと聴こえる場合もありますよ。

プロの作品でどんな組み合わせが使われているのかを知りたい向きには
映画音楽がおすすめですよ。
ふだん聞き流しているBGMに耳を傾けてみてはどうでしょうか。
古い映画には生楽器主体の編成が多くてシンセバリバリの曲より分りやすいですし、
生楽器の組み合わせで得られたノウハウはシンセにも応用できますよ。

「天ぷらとかき氷」だと食べ合わせになってしまいますが
目指すのは「カレーに福神漬」「お茶漬けに鮭」の境地です(・∀・)
DTM環境で作品づくりしている方、おためしあれ。

P.S. 拍手ありがとうございました。励みになります(^^)

組み合わせの妙。 | 2016/09/18(日) | 機種:KORG Pa900 | コメント (0)
◆アーティスト / ◇記事ジャンル:◇使いこなし
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